既存ビジネスを『ノマド化』する(その1)

海外ノマド倶楽部、代表の平城です。
 
私の考えるノマドスタイルというのは、
 
『もともとオフラインのビジネス、
 地理的な制約を受けているビジネスを、
 ITを駆使することで、
 時間と場所に縛られない形に転換する』
 
というものです。
 
従ってもともとノマド化しやすい作家さんといった仕事は、
ノマドの概念から外れます。
(でも実際には作家の方も、
編集長からのプレッシャーがあったり、
マンションの一室に半監禁状態、
ということもあるのかもしれませんが。。)
 
 
私はもともと、
 
『システムの受託開発』
『自社WEBサイトの運営』
 
この2本柱で、
事業展開を行って来ました。
 
自社WEBサイトの方は、
最初から時間と場所に縛られないビジネスだったので、
私としても非常に楽しく運営できていました。
 
問題は、『システムの受託開発』の方でした。
 
私の会社の資本金はたったの200万円、しかも従業員はゼロ。
 
特定の事務所も借りておらず、
自宅の一室で作業をしていました。
 
一方相手は上場企業や、
年間100億円以上売り上げる企業ばかり。
 
普通に考えれば、とても対等なお付き合いなどできるはずもありません。
 
私は、起業した当初は、
横浜に住んでいたにもかかわらず、
あえて東京都内で会社の登記をしたり、
会社のホームページに資本金を載せなかったり、
従業員数の欄に、外注メンバーの数も含めて書いたり、
毎月1万5千円支払って、
会社の電話受付に『秘書代行』を利用したり、
といった、
 
『如何に自分の会社を大きく見せるか』
 
を意識していました。
 
 
私が起業した2003年頃から2010年頃までは、
社会全体としても、
まだそのような価値観を重視しているように感じていました。
 
 
私も当然、当時は『完全ノマドスタイル』とは
程遠い生活をしていました。
 
ところが、2010年頃から、状況が変わってきました。
 
インターネットでのサービスを展開している
『CharWork(旧社名:ECスタジオ)』という会社があります。
 
チャットワークといえばSkypeと同じぐらい有名なサービス
に成長しているので、知っている方も多いと思います。
 
そこの山本社長が非常にユニークな考え方を持っており、
なんと、『会社に電話番号が無い』のです。
 
ホームページにも、社員の名刺にも、電話番号が書かれていません。
 
その理由としては、
 
『会社に電話がかかってくると、そこで社員の仕事が止まるし、
 また、常に「電話がかかかってくるかも」と意識しながら仕事するのは、生産的でない』
 
というものでした。
 
私はこれを読んで確かになるほどな、と思いましたが、
 
『ネット上でBtoCを展開しているECスタジオさんだからできる』
と思っていました。
 
私が展開している自社サイトの方は、BtoCなので同じことができますが、『システムの受託開発』という、BtoBのビジネスにおいては、これは通用しないのでは?
 
と思っていたのです。
 
 
ところが、現在の私はどうなっているかというと、
 
秘書代行もやめてしまい、
名刺には会社の電話番号も載せず、
会社の拠点も東京から名古屋に移し、
好きなだけ海外に滞在し、
場所にとらわれない生活をしています。
 
クライアントからの電話も、1ヶ月に一度あるかないか。。
スケジュール管理ソフトも使用しなくなりました。
 
それでいて、クライアントとの関係は疎遠になるばかりか、
ますます強くなっています。
 
クライアントは、いつ私がどこに居るのか知りませんし、
意識もしていないと思います。
 
 
さて、私がこのような状況をどのようにして作りあげていったのか?
 
詳細は次回お伝えしたいと思います。
 
 
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ABOUTこの記事をかいた人

平城 寿

1976年宮崎県生まれ。2004年に@SOHO(http://www.atsoho.com)を立ち上げ、4年で国内No.1の会員数まで育てる。2010年に海外での不動産投資をスタートしたことをきっかけに、3年かけて自らのビジネスを再構築して海外ノマド生活を実現。現在は海外ノマドの魅力を伝える活動を行っている。